2016年3月20日。総勢72名が集まり、「U-come2016」が無事終了いたしました。その様子を簡単にですが、ご報告させていただきます!
OPENING
10:30を少し過ぎ、総勢72名が揃ったところで「U-come2016」スタート。
全員が席につき談笑している中、オープニング映像がスクリーンに流れました。
私たちが普段目にしているもの、普段身の回りにあるもの、それは考え方を変えると「社会問題」でもあります。それらに対する私たちの「無関心」という名の落とし穴。
これでいいのでしょうか?
それで、本当に平和な世の中が築けるのでしょうか?
…そうじゃない。
私たち一人ひとりが意識を変えることができれば、世の中を少しでも平和に持っていくことができる。
参加者がその意識をじんわり持ち始めたところで、プログラムは第1部・分科会に移行します。

第1部 ー分科会ー
分科会①
『生き物目線から考える自然環境問題』
フィールドワークやグループワークを通して色々な動物の目線になり、あらゆる生物との共存について考えました。普段の見方とは異なる、大小様々な自然環境問題及び課題を発見しました。
分科会②
『インターネットと当事者意識』
自分達が何気なく使っているインターネット、主にブログやSNSに対しどのようなことに気をつけるべきか、実際にブログを書きながら考えました。

分科会③
『災害から大切な人の命を守るには?』
東日本大震災を教訓に、実際に防犯グッズを見て触って学び、今後私たちはどのような心構えをするべきか、そして、災害からの被害を減らすために私たちが今すぐにでもできることを考えました。

分科会④
『相互理解とコミュニケーション』
相互理解とは何なのか。なぜ偏見というものは生まれてしまうのか。留学生の方を交えながら、国の違いから個人単位での問題まで取り上げ、“コミュニケーション”を行いました。

第2部 -分科会内容の共有-
参加者を4チームにわけ、15分で自分の分科会で学んだこと、これからどうするべきだったかのプレゼンテーションを実施。
他の分科会のことを知ることによって、自分の普段関心あるテーマ以外のことも学ぶことができました。
ENDING
短い時間ではありますが、多くのことを学び・考えてきました。エンディングでは、
「How do you build your peace?」
を考え、自分なりの答えを紙に書き、大きな折り鶴の周りに置き互いのを見合いました。
そして実行委員長が影でこっそり作ったムービーを見て、最後は全員で記念写真をパチリ。18:00に解散しました。
社会問題について考え、そして個人レベルでできることから行動していくこと。
それが平和につながるのだと、私たち実行委員は信じています。

開催概要
- 主催 / U-come2016実行委員会
- 後援 / 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、名古屋ユネスコ協会、豊橋ユネスコ協会
- 協賛 / 株式会社富山環境整備、特種東海製紙株式会社
- 協力 / World Theater Project、NPO法人大阪ユネスコ協会、エリーニ・ユネスコ協会、みえ市民活動ボランティアセンター、GRANDE since2010~絆
- 日時 / 2016年3月20日(日)10:30 ~ 18:00
- 場所 / 名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)第3会議室
- 対象 / 15歳以上35歳未満の青年
- 参加費 / 2,000円