2018年10月14日。
初めて広島にて「U-come HIROSHIMA」が開催されました。5名のスタッフは、これまでU-comeに参加してくれた中国・四国地方のメンバーを中心に立ち上がりました。参加者はスタッフ含め16名。
あたたかい雰囲気の中はじまりました。
テーマは『核・核兵器問題』です。
第1部「プチ講義」
核と核兵器について短い時間で全て伝えることはできないため、「歴史」「核と原子力の違い」「平和的利用法」「核実験、核保有国」など要点を絞りました。クイズも交えながら行いました。

第2部「ディスカッション」
第1部で学んだことに加え、核の傘・核抑止論についてスタッフから説明したのち、個々人で2つの文章を読みました。
①どちらに賛成または近い考えをもっているか
②どのように核と“上手く付き合っていく”べきだと思うか
文章を読んだ上で①②について考え、その思いを個人やグループ、全体で共有しました。
①に関しては賛成、反対、どちらも、という3つの意見があがりました。他の人の意見を聞くことで、考えが広がったり変わったりした人も現れました。

第3部「平和ゲーム」
貿易ゲームを参考に、今回のスタッフが考えたオリジナルゲームを行いました。
仮想国の首脳になりきり、各国に交渉し、資源・技術・金・核カードの交換・譲渡を行い、仮想世界の「平和」を目指すゲームです。
各国にはミッションが課せられており、そのミッション内容や達成条件も全て国によって異なります。最初はルール理解に苦戦しましたが、最後は交渉に熱が入り、延長リクエストまで飛び出しました!
ただ、これはあくまでもゲーム。ゲームとしては『楽しかった』かもしれないけれど、現実はどうでしょうか。核兵器の有無や、資源の貧富の差は数多の社会問題にもつながっています。
平和とは何か考え続けてほしい、そんなメッセージをスタッフから最後に伝えました。
まとめ
ここまでの時間を振り返り、
◯いま、「核・核兵器」についてどのように考えているか
◯そのために自分がこれからできることは何か
これらをひとりひとり考え画用紙に書き全員で共有をしました。

短い時間でしたが、最後に記念写真を撮り解散しました。

広島に拡がったU-come。
これが続き、繋がっていくよう引き続き活動していきます。
- 共催:U-come プロジェクト 中国地区ユネスコ協会青年メンバー、U-come
