無関心を関心へ変える「きっかけ」を創る

U-come(ゆーかむ)とは、UNESCO communication meetingの略。
ユネスコの教育的理念に賛同して活動する任意団体です。

社会問題の原因は数えきれず、それぞれ複雑に絡みあう普遍的な問題とも言われています。ただ、その中でもU-come(ゆーかむ)は「無関心」がその原因のひとつと考え、無関心を関心に変える「きっかけ」創りをしています。

正解はない

社会問題に対して、U-come(ゆーかむ)としての正解はありません。ひとりひとりに正解を探すことではなく、まずはその問題をあらゆる方向から知り、考え、解決に向けて自分なりにできることを見つけ、行動することを促しています。

専門家でなくてもできること

結果、政治家や専門家ではなくては直接的な解決に結びつかないのではないか。このように自問自答することは多々あるかもしれません。ですが、多くの人の関心が高まることは、話題やニュースになり、政治参画が促され、その問題に対する運動が起こることに繋がります。次世代への教育にも繋がり、間接的に問題解決の糸口になることを信じ、諦めず活動を続けています。

誰でも参加できる場

イベントでは立場、年齢、性、すべて排除した中であらゆる課題に向き合い議論を行います。

主役は参加者。体感を大切に

イベントでは参加者が主体的になって動き、発言できる環境を整えます。そのために、一方的に話すスピーチ・プレゼンテーション・講義形式ではなく、基本的にはワークショップ形式で行っています。

代表の言葉(清水麻生)

2015年、28歳。一度しか選挙に行ったことがなかったわたしが、安保法案成立のニュースを見て泣きました。それは、法案が成立したからではありませんでした。人の命に係わることが政治で決まるということ、そんな政治に対して無関心だった自分にショックを受けたからです。無関心の集まりは、自分や誰かの命を左右することに繋がる。はじめて無関心を怖いと思いました。その恐怖は、今もわたしの活動力の根底にあります。

U-comeは無関心を関心へと変える「きっかけ」です。わたしは政治家でも何かの専門家でもありません。ですが、だからこそ草の根活動で一人でも多くの人々に「きっかけ」を与えられるのではないか。社会問題に関心を抱くことで政治参画意欲が高まり、そのような人々が増えることで社会運動が起こり、社会問題解決の糸口になるのではないか。結果、その先の「平和」に繋がるのではないかと信じています。成果の見えにくい活動ですが諦めず、「きっかけ」を拡げて続けていきます。

これまでの実績(時系列順)

活動頻度

月1回、いずれかの日曜日にミーティングを実施。

事務局メンバー

全10名

高校生から社会人まで一緒に活動中!

ユネスコの活動

UNESCOは第二次世界大戦後の1946年に、人類が二度と戦争の惨禍を繰り返さないようにとの願いを込めて創設されました。

『「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない』(UNESCO憲章・前文より
という言葉に代表される、UNESCO憲章の理念を実現するために、教育・科学・文化・コミュニケーションを通じて国際理解や国際協力を推進し、人びとの交流を通した国際平和と人類の福祉を促進しています。日本では、この理念に賛同した人々が、民間レベルでの理念浸透を目的に、1947年”民間ユネスコ運動”が開始しました。その後、民間ユネスコ運動は日本から世界へと広まり、現在、世界中で5000を超えるユネスコ協会やユネスコクラブが活動しています。U-comeもその活動のひとつです。

▼参照:公益社団法人日本ユネスコ協会連盟ホームページhttp://www.unesco.or.jp/