
2020年8月9日、10日。2日間で「SDGs運動会」が開催されました。
コロナウィルスの影響もあり、オンラインで開催されました。U-comeとして、初の試みとなるオンライン参加型イベント。その様子を、簡単にですがご報告します!
参加者は2日間で総勢18名。(動画のみも合わせて)年齢は小学生から社会人まで、場所は愛知県、東京都、千葉県の3都県からとても楽しいメンバーが集まりました。
今回のイベントは、東京のNGO団体DREAM STEPsと私たちU-comeが協同で企画運営しました。
国際連合が示している2030年に向けた17の持続可能な開発目標、「SDGs」
より多くの人が知り、身近で実践できる社会になればいいな、という思いから企画が出来ました。

17の目標に沿った競技を2日間で行い、得点を競っていきます。
今回は愛知、東京、千葉のチームに分かれて戦いました。
1日目
1.開会式
司会2人により運動会がスタートしました。参加者の中から代表して選手宣誓も行い、いよいよ競技開始です。

2.SDGs体操(目標3,9)
体を動かす前に、まずは準備体操です。ラジオ体操の音楽に合わせ、SDGs17の目標を表した体操をみんなで一緒に行いました。

3.走れ自己発電・教えてみんなの地元(目標8,7,13・目標3.11,12.15)
1日目の目玉競技です!
家の外を歩き、ゴミを拾い、写真を撮る……とても忙しい競技でしたが皆さん健闘していました。
1000歩=1ワットと見立て、貯めたワット数、歩いている間に拾ったゴミの数、そして地元の自慢スポットの写真の投票数を合わせてこの競技の結果が出ます。
中にはゴミが1つも無かったという地域の参加者もいました!

4.民族ダンス(目標10)
世界の民族ダンスを踊り、どれが良いかを競いました。
各チーム、事前に指定された民族ダンスを撮影し、当日は鑑賞と投票を行いました。
愛知チームはオーストラリアのハカ、東京チームはルワンダの歓迎ダンス、千葉チームはマレーシアの民族舞踊を踊りました。
チーム毎にも、参加者ごとにも、それぞれ特徴がある魅力的なダンスでした!
5.ジェスチャーゲーム(目標4)
1日目の最終競技です!
ランダムに参加者に出されるお題。お題を貰った参加者はジェスチャーでお題を表します。
それ以外の参加者は誰が一番早く当てることが出来るかを競いました。
お題は簡単なものから難しいものまで。
伝える側も当てる側も、互いを理解しようとする気持ちを持ち、正解していきました!

1日目が終わった時点での結果は
愛知チーム 732点、東京チーム 2070点、千葉チーム 1329点
でした!

2日目
2日目もSDGs体操でしっかり準備体操をしてからスタートです!
1.グッジョブ借り物競争(目標13)
2日目最初の競技は借り物競争です。出されたお題のものを家の中から探して画面までもってくるという競技です。
「紙パッケージの商品」など人によってもってくるものがそれぞれ違うお題になっており、参加者の日常やセンスが垣間見ることのできる面白い競技となりました。

2.地元の水探し(目標6,13)
地元の推し水スポット(好きで紹介したい水スポット)を紹介し、みんなの投票で順位をつけました。

3.低コストクッキングに挑戦(目標1,2)
500円=500ポイントを所有し、いかに低予算で食材を購入するかによって点数を競い合いました。また、つくった料理の写真をとり「映えているか」の投票をし、低予算かつ美味しそうな料理がいくつもできました。
クレープとバインセオの2種を破格の計140円で作ったツワモノが…!



4.古今東西ジェスチャーゲーム(目標4)
SDGs運動会、最後の競技です。
古今東西ゲームのリズムに合わせて「男っぽい○○」「女っぽい○○」というお題に順番に回答してくゲームです。
普段意識していなくても、気付かないところで男っぽい女っぽいという線引きをしていることが分かり、ジェンダー平等について考えるきかけになったと思います。

5.閉会式
最後の競技が終わりいよいよ閉会式です。
最終得点は、
愛知チーム 1540点、東京チーム 1765点、千葉チーム 2419点で、千葉チームの優勝です。
表彰式で千葉チームの優勝を称えると同時に、それ以外のさまざまな場面での参加者の健闘にも表彰がなされました。


2日間の運動会を通じて、一見遠く感じてしまうようなSDGsをより身近に感じられることができたのではないかと感じました。また、オンラインでの人との繋がりや、今後の活動の可能性を感じることができるようなイベントだったと思います。
運営も参加者も一緒になって取り組んだ第一回SDGs運動会。
このSDGs運動会も今回出会った人たちのつながりを今後も大切にしていき「持続可能」な活動にしていければと思います。