清水麻生(Mao Shimizu)
U-COME代表
清水 麻生
Mao Shimizu
1987年新潟県生まれ。明治学院大学英文学科卒業。東京都で企画営業として5年勤務した後転職。現在は愛知県の印刷会社に営業事務として勤務。大学生時代から民間ユネスコ活動に従事し様々な企画に携わる。2015年にU-comeを立ち上げ、以降代表を務める。
▽comment
2015年、28歳。一度しか選挙に行ったことがなかったわたしが、安保法案成立のニュースを見て泣きました。それは、法案が成立したからではありませんでした。人の命に係わることが政治で決まるということ、そんな政治に対して無関心だった自分にショックを受けたからです。無関心の集まりは、自分や誰かの命を左右することに繋がる。はじめて無関心を怖いと思いました。その恐怖は、今もわたしの活動力の根底にあります。
U-comeは無関心を関心へと変える「きっかけ」です。わたしは政治家でも何かの専門家でもありません。ですが、だからこそ草の根活動で一人でも多くの人々に「きっかけ」を与えられるのではないか。社会問題に関心を抱くことで政治参画意欲が高まり、そのような人々が増えることで社会運動が起こり、社会問題解決の糸口になるのではないか。結果、その先の「平和」に繋がるのではないかと信じています。成果の見えにくい活動ですが諦めず、「きっかけ」を拡げて続けていきます。